2019.08.15更新

皆さま、こんばんは。

Jokanスクール講師の工藤です。


先日私は、知り合いの歯科医師の先生とある土地を訪れてきました。

そこは、その歯科医師の先生が開業したいと思っている場所です。

10年来の付き合いであるその先生とは、定期的に勉強会を開催しお互いの臨床について意見交換し刺激しあえる仲です。

そんな先生がいよいよ開業を考え始め、そこに0から携わらせていただいてます。

実際にその場所に出向き、周辺を歩き、地域を肌で感じました。

 

どんな患者様に出会えるのだろうか。

歯科衛生士は勤めに来てくれるだろうか。

この地にどんな貢献ができるだろうか。

先生はその場所にたくさんの想いを寄せています。

医院の設計図も見せてもらいました。

 

スタッフが動きやすい設計はどうしたら良いと思う。

患者様が居心地の良い空間を作るにはどんな工夫が必要だと思う。

たくさんの、たくさんの想いや考えを抱えそれを形にしていきます。

 

昔、勤務先の院長も開業地付近を何度も何度も歩きまわり今の場所を見つけたことや、開業当時のことを話してくれたことを思い出しました。

私はそんな話を聞くのが大好きでした。

開業されている先生方は、それぞれにたくさんの想いの元、医院を作られて来たんだな。ふとそう思いました。

当たり前のようで、その当たり前に私たち歯科衛生士は触れずして勤めていることも多いのではないか?とも思いました。

もちろん医院によって医院理念があり、院長先生の想いを聞く機会はあると思います。

しかしそれは1の段階。もしくは1を2にも3にも発展してきたことのような気がします。

0から1を作った時のお話ってなかなか話題に出て来ませんよね?

皆さんも食事会や親睦会の時など、医院がどのようにして作られてきたのか聞いてみてはいかがでしょうか。

思いもよらぬドラマがあるかもしれませんよ。

そんな想いや出来事を聞くことで、もっと勤めている医院への愛が深まる気がしました。


最後まで目を通していただきありがとうございます。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.08.01更新

梅雨明けと同時に、一気に夏の気温になりましたね。これからの季節、気温の上昇にともない気を付けたいのが食中毒です。食中毒予防の三原則は、「菌を付けない」「増やさない」「やっつける」だそうです。前回のブログでは感染対策の基本「手洗いの重要性」について書きましたが、食中毒や夏の感染症予防においても手洗いは重要です。

今回は、感染対策の一つの「環境衛生」について書こうと思います。
現在、歯科治療に使用する器材を洗浄・消毒・滅菌していない歯科医院はないと思います。

しかし、手を介して汚染を広げてしまっているのが現状です。

そこで、次の3つの視点で「環境衛生」について考えたいと思います

①患者
②経営者
③スタッフ

*☆☆10年経ってもキレイな診療室のつくり方☆☆*

①まずは患者さんの視点で考えてみましょう。
==患者さんは診療室のどこを見ている?==
患者さんになったつもりで診療チェアーに座り、診療室を見回してみて下さい。まず目に入るところは、スピットン(うがいをするところ)やその周り、ブラケットテーブルや、その上に置かれた器具や器材、ライト、手鏡、掲示物、壁、窓などです。
ここが汚れていた場合、清潔で衛生的な歯科医院だとは思いませんよね。

②次に経営者の視点で考えると、歯科医療機材はどれも高価です。せっかく購入した機材を大切にキレイな状態で長持ちさせたいですよね。

③そしてそれを管理するスタッフは、より簡単で手間のかからない方法でキレイを持続させたいと思っています。

そこで、日頃私が心がけている、たった10秒でできる環境衛生の習慣についてお伝えします。

===たった10秒の習慣=====
まず、キレイを保つ前提として最初にすることがあります。
それは「整理整頓」です。ここでいう整理整頓とは「不要な物を片付ける」だけではなく「物を置かない」こと、そして「出したら元の場所に戻す」ということです。物が、あればあるほど清掃に手間がかかります。物を置かないことは清掃の手間を省く第一歩なのです。
13時 

 

 

★スピットン周りの清掃(10秒)
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<チェアーとスピットンとの間もピカピカ>
うがいの度に水滴が周りに飛び散るスピットンは、血液や染色液の混ざった水で汚染されるところです。患者ごとの清掃が必要で、使用後はよく水を流します。見落としやすいのが、チェアーとスピットンの間です。汚れが付着していないか毎回必ずチェックして汚れていたら、すぐに拭き取ります。次にスピットンの周囲から順にスピットン内まで除菌シートで拭き上げます。
 

★ ブラケットテーブル(5秒)
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ブラケットテーブル上は基本的に何も置きません。汚染を受けやすい場所であるため、治療に使用する器物との接触を最小限にして交差感染を防ぐためです。
ここも患者ごとに湿式清掃を行います。


★ライト(5秒)
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血液などで汚染された手が触れるのがライトのハンドル部分です。私の場合、汚染された指先が触れないように操作するので、血液などの汚染物が付着することはほとんどありません。患者ごとに清式をしますが、バリアシールを患者ごとに貼り替える方法もあります。


★ ライトのカバー(1~2週間に1度 10秒)
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ライトのカバーは飛沫物やホコリがたまるところです。1週間に一度は外して洗浄します。
昼休憩前に外し、サッと中性洗剤で洗ってからよくすすぎます。あとは軽く拭いて台の上に置いておけば、休憩後には乾いているので元に戻して完了です。


★ ホース類・フットペダル(診療後10秒)
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床と接するホース類は意外と汚れています。これも1日1回は湿式清掃をします。こちらも10秒もあれば完了するので診療後の片付けの時に拭き上げます。ついでにフットペダルもサッと拭けばいつもキレイな状態を保つことができます。
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<フットペダルもキレイ>

この他にも、アームやモニターも1日1回はファイバークロスで拭きます。床や壁のちょっとした汚れに気付いた時は、すぐに拭き取るようにしています。
どれも、ほとんど時間をかけずに行っています。

最後に、短時間でできる環境衛生と、いつまでもキレイな状態を保つポイントをまとめると
①物を置かないこと
②不衛生な手を介して汚染を広げないよう意識付けること
③1日の中で分割して短時間の環境衛生を取り入れること

このようにすることで、10年経っても新品同様の状態を保つことができるのです。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

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「次の世代の育成に情熱を燃やしたい」と
次のステージに向かっていこうとされている方を応援いたします。

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