歯科衛生士になった後に待っていた試練 (講師:中村和恵)
2018.07.05更新
はじめまして。
Jokanスクール講師の中村和恵と申します。
当校は、開校から15周年を迎えました。
私は5年間、当校の講師を勤めさせていただき、170人以上の歯科衛生士育成に関わって参りました。
歯科衛生士学校では技術的な実習が少ないため、歯周治療に不安を感じる歯科衛生士が少なくありません。
自己流のSRPを続け、「これで本当にいいのだろうか」と思っている人も多いです。
他ならぬ以前の私もそんな不安を抱えていた一人なのです。
今でこそ、患者さまが麻酔なしでも治療中に眠ってしまう程の施術ができます。
ただそこに行き着くには、少しつらい思いもしました。
~歯科衛生士になった後に待っていた試練~
資格を取得し、晴れて歯科衛生士になった私に試練が待っていました。
地元の歯科医院に勤務したのですが、歯科衛生士が私しかいないのです。
一日80人以上の患者さまが通院する医院で、虫歯の治療ばかりをグルグルとこなしていく、そんな毎日でした。
誰に教わるでもなく、見様見真似で仕事を覚えていきました。
しかし、歯石の取り方、患者さまへの関わり方など、先輩の歯科衛生士がいないことで誰にも相談できない不安が募りました。
それでも毎日毎日、多くの患者さんを一生懸命こなしていくことに、やりがいを見出していきました。
7年の月日が流れ、結婚や出産を経験し、パート勤務としながらも仕事を続けて参りました。
30代になった頃、院長が通っていたセミナーの講師をしていた先生の医院に、院長と私を含めた歯科衛生士4人で見学に行きました。
私は、そこで働く歯科衛生士の仕事と、自分たちがしている仕事のレベルが全然違うことに衝撃を受けました。
「私は今まで何をやっていたのだろう」
とても情けなく、そして悔しい気持ちになりました。
そこの歯科医院での歯科衛生士の働き方は、専門職として1つ1つの仕事の仕組みが確立されており、「医院を改革して同じようなレベルの仕事をしていきたい!」
と考えるようになったのです。
~私の全てを変えてくれたJokanスクールとの出会い~
何か私にできることはないかと、インターネットで歯科衛生士の研修を探しました。
そこで医院に出向いて歯科衛生士の指導を行っている人がいることを知りました。
それが「Jokanスクール」との出会いでした。
そして院内研修に来て貰うことを目的に一年間の研修がスタートしました。
一年間の研修は、大変というよりも充実感のほうが大きく、毎回の受講が楽しみでもありました。
私よりも若い人ばかりで、沢山の刺激を受けました。
毎回のレポート提出、毎日のトレーニング、プレゼン作成、テスト勉強・・・。
仕事も家事もおろそかにしないと自分に約束をしていたので、
時間を有効に使うためメリハリをつけた生活をするようにしました。
修了時には試験があり無事合格となりました。
更には最優秀賞の表彰を受けることもできました。
賞があることすら知らず、最優秀賞に選ばれた時には、嬉しい気持ちよりも、どうして私が・・と、戸惑いました。
しかし、その賞を頂いたことが私のよいプレッシャーにもなったように思います。
次の一歩を踏み出さなければと、
考えるようになりました。
指導者になりたかった訳ではありませんが、
自分自身の勉強のためと私が前に進んでいかないと後輩も付いてこないと考え、
指導者養成コースに進み今があります。
Jokanスクールに携わるようになってからというもの、私は歯科衛生士としての在り方について多くを学びました。
カリキュラムの中にある「上間トーク」の時間が何より私は好きでした。
私自身も当スクールの講師であると同時に現役の歯科衛生士です。
日々の業務の中で、歯周病に悩む患者さまを多く見てきました。
患者さまを救うためには何をすればよいのかを考える毎日です。
歯周病治療・予防の先進国スウェーデン・イエテボリ大学歯周病科の研修に参加し治療技術を学びに行ったこともあります。
全国の歯科衛生士資格保有者の中で0.85%しか取得していない歯周病を改善できる歯科衛生士として日本歯周病学会に認定を受けました。
中~重度の歯周病を改善へ導くスキルも身につけています。
それでも私一人が救える患者さまには限りがあります。
そこで私はJokanスクールの講師の仕事を通じ、歯周病を改善できる歯科衛生士を育成しようと心に決めたのです。
私の理想とする社会は、子供の頃から定期的な歯のメンテナンスを受ける人が増え、生涯自分の歯で食べられる人に満ち溢れる社会です。
最後になりますが、
これまでの私の経験から、
歯科衛生士にこれからなろうとする方や自己流で身につけたSRP技術に
不安のある方に伝えたいことがあります。
下記の3つの環境に身をおけば、不安から解消されます。
1、臨床に裏付けされた技術やメソッドがあるところ。
2、歯科衛生士の在り方を教えてくれるところ。
3、自分の職場にはいない志の高い歯科衛生士と共に学べるところ。
以上の3つです。
上間スクールはこの3つが揃ったスクールだと私は思っています。
その根拠として、歯科衛生士の研修先にJ okanスクールを薦めて下さる先生が多いからです。
この記事を読んで、不安なことやわからないことがあったらいつでも連絡をくださいね。
(このブログの下にあるお問い合わせフォームへご連絡ください)
お会いできるの日を楽しみにしています。
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