そのまんま、上間京子 Kyoko jokan live in truth カッコ良くは生きられない過去を糧にしてあるがままに今を生きるいつでも私はそのまんまに―。 そのまんま、上間京子 Kyoko jokan live in truth カッコ良くは生きられない過去を糧にしてあるがままに今を生きるいつでも私はそのまんまに―。

上間京子とはどんな人物なのか?

Introduction

上間京子とはどんな人物なのか?

皆さんは、どういう想いで歯科衛生士になられたのでしょうか?

私自身は、家庭の事情で大学受験を諦めざるを得なかった中、父の勧めで当時は職業訓練学校の色合いが濃かった歯科衛生士養成学校に進学したのが始まりです。父に教えられるまで、「歯科衛生士」という資格や仕事があることさえ知りませんでした。まさに“なんとなく”なったのです。

そんな私が、今では歯科衛生士という仕事に誇りをもち、自分の名を冠した「Jokanスクール」を立ち上げ、全国を相手に研修に飛び回るまでになったのか、不思議に思われるかもしれません。どうしても“上間先生はどんな人なの?”という興味が集まるので、この場でご紹介させていただこうと思います。

そうすることで、私がなぜ、歯科衛生士は「技術」や「知識」とともに「人間力 」を育むことがとても大切だと考えるようになったのか、ご理解いただけるのではないかと思います。決してカッコいいものではなく、むしろ苦労ばかりの過去です。でも、その苦労や挫折があったからこそ、今の自分があると感じます。

上間京子とはどんな人物なのか?

私のライフストーリーを知れば、「もう若くないから」とか「もう先が見えているし」なんてネガティブモードは吹き飛ぶはず。長くなりますが、歯科衛生士としての身の振り方や生き方なんかにちょっと迷いがある方なら、少しは参考になるかもしれません。私の赤裸々なライフストーリーが、当スクールで「歯科衛生士として成長したい」「次の世代の育成に情熱を燃やしたい」と、次のステージに向かっていこうとされている方の糧になれれば幸いです。

Career

誕生 山口県柳井市にて3kg近い体重で誕生。しかし産後の育ちが悪く、
その後も病弱な子ども時代を過ごす
19歳 歯科衛生士学校を卒業。山口県で就職(その間半年は病気の父親の介護のため休職)
22歳 結婚。山口放送に就職。1年後、妊娠して退職。24歳と26歳で出産
26歳 夫の会社の附属病院で歯科衛生士として勤務(2年半)
36歳 夫の仕事の都合により広島県へ転居。パート歯科衛生士として勤務
(2年間勤務し、病気のため退職)
38歳 友人に誘われ1年間梱包の会社に勤務(事務と梱包作業を半年ずつ務める)
39歳 はじめて常勤歯科衛生士として勤務(3年間勤務し、病気のため退職)
42歳 常勤歯科衛生士として勤務(約7年)
49歳 フリーランスになる
52歳 JOKANスクールを立ち上げる
66歳 担当患者さんをもつことをやめ、歯科衛生士の育成のみに注力することを決意

上間京子のライフストーリー

Life story

「どうしてそんなに元気なの?」「健康法を教えてください」とよく聞かれる私ですが、40代になるまでは病弱で暗い性格という今とは全く雰囲気の違う人間だったと思います。これは、そんな私が“元気印”のイメージをいただけるようになるまでのライフストーリーです。 「どうしてそんなに元気なの?」「健康法を教えてください」とよく聞かれる私ですが、40代になるまでは病弱で暗い性格という今とは全く雰囲気の違う人間だったと思います。これは、そんな私が“元気印”のイメージをいただけるようになるまでのライフストーリーです。

病弱で、ひょろひょろ痩せっぽちの子ども時代

1951年、私は月満ちて3kg近い体重で誕生。でも、母乳の飲みが悪く、体重が増えなかったため、両親は医師たちにすがりました。しかし、「心臓に穴があいている」「栄養失調ですね。乳児用のビタミン剤を飲ませて」というだけで、解決には至りませんでした。今思えば、乳児にビタミン剤なんておかしな話ですが、戦後6年という物も情報もない時代。私は痩せっぽちのまま育ちました。

虚弱なうえ、胃が弱いために食欲もなく、常に調子が悪い状態。乗り物酔いもひどく、たまの家族旅行もままなりませんでした。紅葉狩りに行こうとバスに乗っても5分も経たずに最悪の状態になり、私の家族だけ降りたことも。こんな子どもが明るく快活なはずはなく、私はどんどん内向的で暗い性格になっていきました。

“からかい”という“いじめ”

昔のいじめは今ほど陰湿ではないかもしれませんが、私を見つけると「痩~せ、痩~せ」とはやし立てる悪がきどもがいました。しつこい“からかい”は立派な“いじめ”です。この“からかい”は小学校に上がると、もっとひどくなりました。集団健診で再診に回されるような子どもだったので、私は格好のターゲット。「放っておいてほしい。好きで痩せているんじゃない」と、今でも無性に腹立たしい気持ちがフラッシュバックしてきます。

なかでも忘れられないのが、小学校2年生のとき。いまだに顔も名前も覚えている30代前半ぐらいと思われる男性教師で、廊下や運動場で私を見るたびに「よう痩せとるの~」と声をかけるのです。私は先生のその挨拶が嫌でたまらず、先生の姿を遠くに見つけただけで逃げるようになりました。そして、ついに我慢の限界がきたある日、両親にそのことを訴えたのです。すると余程のことと母は感じたのでしょう。何があっても「先生にお任せします」という時代だったのにもかかわらず、母がすぐに学校を訪ね、先生にお願いしてくれました。それ以来、先生は何も私に言わなくなりました。
それから20年以上経った頃、母が「あの先生は京子のことが可愛くて仕方なかったから、つい声をかける、と言われていた」とポツリ。

Jokanスクール
立ち上げの背景と想い

Background and feelings

Jokanスクール立ち上げの背景と想い

私がJokanスクールを立ち上げた
5つの背景

  • 1

    常勤だった40代の半ばに、地元の歯科衛生士会などの依頼を受けて単独で研修する機会があったことなど、わずかながら研修講師のベースがあった。

  • 2

    フリーランスとして複数の医院で歯科衛生士の臨床現場を見るようになり、卒後教育の必要性を強く感じ、特に手の動く歯科衛生士の養成が急務だと思った。

  • 3

    歯科衛生士の資質をあげるためには、まず人間としての資質「人間力」を上げることが必要であると痛感させられていた。

  • 4

    私自身が日本の歯科界で、結果を出したいという想いがあった。

  • 5

    “日本の歯科衛生士を何とかしたい”という強い想いに駆り立てられた。

人間性・知識・技術を兼ね備えた歯科衛生士の養成を
次の世代へと継承していくためには
講師をはじめとする指導者育成が、今後の大きな課題だと考えています。
共感していただけたなら、
ぜひ一緒にJokanスクールで学んでいきましょう。

プロフェッショナルをめざす皆さまへ

To all of you to be a professional

苦労して獲得するから自信になる 苦労して獲得するから自信になる

苦労して獲得するから
自信になる

揺るぎない技術は、1Dayで学べるものではありません。現在のベーシックコース1年間、アドバンスコース7ヶ月とありますが、それをその後、本当に臨床の現場で活かせるかは、だいたい5年はかかると思います。大変な道のりに感じられるかもしれませんが、それぐらいの技術でなければ役に立ちません。しかし、苦労しながら獲得していった技術は、ここまでやり遂げたという自信につながります。

今後、予防歯科が大きな役割をもつ世の中では、歯科衛生士が活躍できる場は増えると思います。ぜひ歯科衛生士のプロフェッショナルとなるべく、当スクールで技術や知識を高めていってください。そのため、より学びの機会をもっていただけるように、当スクールでは、もっとコースをつくっていくことを今後の課題としています。

“専門性のきらめき”とは

“専門性のきらめき”とは

私が生徒さんによくお伝えしているのは、「“専門性のきらめき”をもちましょう」ということ。専門性はふりかざすものではなく、きらめきのようなものです。素人の患者さんにわかりやすく伝えていくことはもちろんですが、わかりやすさだけでなく、「さすが歯科衛生士だな」と思わせる専門的な知識を伝えていくことも大切です。

ネットに情報が溢れている時代でもあるので、菌の名前をさらりと英語で綴って書いて見せて、その略語が使われていることを伝えるなど、さりげなく専門用語も交えて話せることも大事。患者さんがもつ知識の一歩先ゆくものをお伝えるすことが、「専門性のきらめき」ともいえます。そのためには、マスクをとって、患者さんとお話しする時間ももっていただきたいですね。

“専門性のきらめき”とは
職業的品格を身に付けて 職業的品格を身に付けて

職業的品格を身に付けて

以前、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ著書の『日の名残り』を読んだのですが、そこには執事としての品格について書かれていました。その執事はご主人に仕えるため、自分をずっと抑制しています。その抑制のきいた品格は、歯科衛生士の職業的品格にも通じるものを感じます。

この品格を身に付けるためには、歯科衛生士は、まず歯科医師を尊敬することが大切。そうした想いが品格を育てる土壌となり、歯科衛生士として必要な「人間力」を育むことになると思います。当スクールでは、技術や知識のほかに、そうした人としての在り方のような、「人間力」も育めるような場になるよう努めています。当スクールで学ぶことで、技術や知識だけでなく、そんな品格を身に付けた歯科衛生士のプロフェッショナルとして、成長していただければ幸いです。

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次のステージに向かっていこうとされている方を応援いたします。

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