講師Blog:『心地良さのあり方』(工藤 彩加)
2020.05.15更新
この度の新型コロナウイルスに罹患された皆さま、また感染拡大により生活に影響を受けられている皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
皆さま、こんにちは。Jokanスクール講師の工藤です。
週末はいかがお過ごしでしょうか。
新型コロナウイルス感染症の影響により2020年度のスクールもやむなく中止となり、当たり前に訪れると思っていた春が今年はちょっと違った様子です。
スクールの中止は本当に心が痛く、初めのうちは心にぽっかりと穴が空いたような気分でした。しかし、“今”という時の過ごし方で未来が変わってくるならば、
未来のために大切に時を過ごしていこうと思い、自分と向き合う時間や能力開発のための時間にしようと過ごしています。
今回は「家の心地良さ」について投稿しようと思いました。
お家時間という言葉が生まれましたが、これまでの私の生活の中で“家”は本当に寝るためだけのものでした。
常勤で働いていること、週末は講師活動を行なっていること、プレゼンや資料の作成なども家で行うよりカフェで行う方が好きだったこともあり、丸1日自宅で過ごすことは全くと言っていいほどありませんでした。
そんな私のお家時間のスタートは、「うーん、あんまり家って好きじゃないんだけどな。どう過ごしたら良いのかわからないな」状態でした。
そこでまず行なったのが断捨離です。
お片づけ時間を作られた方も多いのではないでしょうか。
衣替えの時期でもあり、服も物も隅々まで必要なもの、大切なもの、ときめくものとそうでないものに分けていきました。
整理していく中で昔から自分が大切にしているものや、置いておいきたいものってあまり変わっていないことで自分の好みを再確認や、自分の大切にしたい軸の確認時間となり、気持ちがスーっと解放されていき心の整理時間にもなりました。
残すものが決まった次は、過ごす環境整理です。
部屋の中でも仕事スペースとリラックスエリアに分け、仕事スペースは目が届くところに花瓶を置いて色鮮やかに、でも集中できるようにインテリアの配置を考えました。以前は家で仕事は捗らないからしたくないと思っていましたが、全く問題なく快適に仕事時間を確保できました。
家で過ごすことへの捉え方の問題が私のお家嫌いの問題でした。
整えることって大切だなと改めて実感です。
環境が整うと日々の過ごし方まで考えるようになりました。
家で過ごす過ごし方を悩んでいた私が今ではお家大好き。
今週末のお休みはこれをして過ごそうとか来週末はあれをしたいなと考えるだけでワクワクしています。
心地良さは自分で作っていくものなのだと思いました。
お家って朝日を浴びて1日が始まり、仕事を終えて帰りつき、ホッと一息リラックスして眠りにつく場所。毎日を穏やかに過ごすベースであり温かい場所なんだと噛み締めています。
新型コロナウイルスの影響で、あらゆることがオンラインできてしまう時代の突入となりそうですね。私も様々なオンラインセミナーを活用しています。
一番便利と思ったのがヨガやピラティスのオンラインセミナーです。今まではどうしても時間と場所が決まっていてそれに合わせて自分の予定を調整しなくてはいけませんでしたが、オンライン配信では自分の都合に合わせてプランニングできるのがメリットですね。
オンラインセミナーを活用し自宅で体ほぐしの毎日です。
Jokanスクールの講師陣のミーティングもオンラインを活用し取り組んでいます。目を見て同じ空間を共有でき意見交換できることを待ち望んでいますが、距離という問題が省かれることは大変便利に感じています。
Jokanスクールは一人一人の二人羽織の指導に重きを置き「分かって、できる」を大切にをしていますが、新たな時代に突入する中で、対面でしかできない研修の質を研ぎ澄ませることや、オンラインを活用することでできる新たなフェーズも模索中です。「進化し続ける組織」として今という時間を肯定的に捉え、ニューノーマルに対応できるよう取り組んでいます。
どうか皆様もお身体にお気をつけてお過ごしください。
そしてこの機会に心地良さのあり方に触れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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