2019.02.25更新

皆さん、こんにちは。
アシスタント講師の工藤です。

立春も過ぎ、だんだんと春が近づいてきましたね。
新たな年度を、心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。

さて、前回はJokanスクールの学習発表会について投稿しました。
今日は今の季節にもふさわしい、入校式についてです。
2016年4月10日。
この日は私のスクール入校式でした。
社会人になると、卒業・入学シーズンもあまり関係なくなり
「入校式」という言葉が新鮮だったことを覚えています。
当時、会場は広島だったため朝、大阪から広島へ向かいました。
1年間のスクールはどんな風に進んでいくのだろう。
どんな人と共に過ごしていくのだろう。
「友達できるかな」に似たような感覚で新幹線に乗りました。

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いよいよ式典の始まりです。
まずは2015年度生の修了式です。
皆さん「やりきった」と言わんばかりの晴れ晴れした「自信」に満ちている表情でした。
修了式では1年間の取り組みを讃える賞がいくつかあります。
・上間京子賞
・優秀賞
・グッドレポート賞
・優秀発表賞
・グッドルーキー賞など様々です。
色々と賞があるんだなー。私も来年何か受賞できた良いなと思っていました。
そして私たちの入校式。
門出を祝うお言葉をいただき、Jokanスクールと関わりのある歯科医師、歯科衛生士の方の基調講演を拝聴しました。
これから過ごす1年間についてのアドバイスを講演を通じ教えていただきました。

お昼はみんなでランチをいただきながら懇親会です。
共に学びを深める仲間たち。この時は初めましての方々と名刺交換を行うことで精一杯でしたが、「縁」って不思議ですね。
今では、かけがえのない友人・仲間です。

そして午後からは授業第1回目が始まります。
1年間の過ごし方や、毎月提出する研修レポート・トレーニングシートの書き方などのレクレーションと感染管理についてです。
Jokanスクールでは、ただSRPの技術を学ぶだけではありません。
人間性・知識・技術の3つのバランスを大切にします。
感染管理もその一環です。
そんな盛り沢山の1日を終えて、広島駅まで同じタクシーに乗った友と「1年間励ましあい、頑張ろう」と決意を胸に帰路につきました。

今日はここまでです。
最後まで目を通してくださり、ありがとうございます。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.02.15更新

皆様、こんにちは。
インフルエンザが流行していますが、お元気でお過ごしでしょうか。

さて、皆様は毎日シャープニングをされていますか?
「使用したスケーラ―は必ずテスティングをして、シャープニングをする。」
私は、今ではすっかり当たり前の習慣になっています。

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私は6年程前から、その日に使用したスケーラ―は滅菌をして自宅に持ち帰り、シャープニングするようにしています。
もちろん医院で診療後にシャープニングしてもいいのですが、一日診療をして疲れた後にシャープニングするよりも、自宅に帰り夕食を摂ってからシャープニングする方が私には合っているように思います。
ですが、私は12~13年前までは殆どシャープニングをしたことがありませんでした。
その当時勤務していた医院では、歯科衛生士がシャープニングして変形をさせるといけないからと院長がシャープナーを使用してシャープニングを行っていました。
使用したものは必ずシャープニングをするというわけではなく、2日に一回くらい溜まったスケーラ―をシャープニングする程度だったように思います。
それで特に疑問をもつこともなく、SRPを毎日行っていました。
その医院で仕事をはじめて3年くらい経った頃、シャープニングとSRPの実技研修を受講しました。
その時の研修で「スケーラ―は自分が使う道具なのだから自分でシャープニングしないといけない」ことを学びました。
研修後、院長に「自分たちでシャープニングをしたい」とお願いして、シャープニングをすることになりました。
それから、2~3年してJokanスクール・ベーシックコースを受講し、さらにシャープニングとテスティングを学びました。
最初の頃は研いでも研いでもシャープな刃がつかなくて、何時間もシャープニングに時間がかかっていました。当然スケーラ―の消耗も激しく、すぐに刃が細くなってしまっていました。
医院で新しいスケーラ―を購入してもらうのが申し訳なくて、2年程は殆ど自分で購入していました。

一度使用したスケーラ―はテスティングをし、シャープニングする。
どの部分がどのくらい切れないのか、テスティングで確認し、必要な分だけシャープニングする。
この「必要な分だけ」というのが重要です。
多量の硬い歯石をSRPするときもあれば、少量の歯石をSRPすることもあります。
消耗度合いの違うスケーラ―を、同じだけにシャープニングしたのではシャープな刃がつかない、または必要以上に刃を消耗させてしまうことになります。
シャープニングの時の音や触感で「シャープさを感じる」こと、刃の消耗に応じて研ぐ力や回数を加減する。
一年で身につくものではないと思います。
毎日毎日繰り返し、道具を大切にしようと思ってシャープニングする。
「感覚を養う」これもJokanスクールが大切にしていることの一つです。
シャープニングだけではなく、SRPの時にも必要な感覚です。
見えない歯肉縁下の根面を「感じる」こと

「感覚を養う」には時間がかかります。
そして、「意識を持ち続ける」こと、いくら毎日繰り返していても、なんとなくでは身につきません。
シャープニングするとき、「どうしたら原型を保ったまま、早くシャープな刃をつけることができるのか?」
研修で学んだことを忘れず、さらに自分でも考えること。
それを繰り返していくと、短時間でシャープな刃をつけることができるようになります。
そうなれば、毎日のシャープニングもそれほど大変ではなくなります。
最初は大変ですが、上達してくるときっと楽しくなってきます。

一度くらいシャープニングしていないスケーラ―でSRPをしても誰にも分からないと思います。
ですが、「一度使用したスケーラ―は必ずシャープニングする」これは私が自分とした約束です。
忙しくても、疲れていても守ること。

ここまで、私のblogをお読みいただきありがとうございました。
また来月も読んでくださると、嬉しいです。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.02.09更新

皆さま、こんにちは。
先日、Jokanスクールのランチ懇親会写真をフェイスブックに投稿しました。
すると全国でセミナーを行っている方からその写真を見て「Jokanスクールの受講生の目は輝いているね」と言っていただきました。
約9年間Jokanスクールに関わってきた私にとって、彼女たちの真剣な眼差しは、当たり前のものになっています。しかしながらその眼差しは特別なものであると改めて気づくことができました。

そこで今日はJokanスクールが歯科衛生士から選ばれる理由や、なぜ受講生たちが真剣に学ぶのかをお話したいと思います。
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講座中の受講生たち 

一つ目の違いは、本気で歯科衛生士としての実力をつけようとする人が全国から集まっているということ。Jokanスクールは1年間のコースであり、気軽な気持ちで受講することができません。そのため、受講生は相当な覚悟を持ってお申し込みされます。

受講料も他とは比べて高額であり、カリキュラムの内容も厳しいと言われています。(実際は自分に向き合うことの厳しさなのですが・・・)そのハードルを乗り越えて日本各地から時間と費用を費やしてJokanスクールを受講しようと集まる人たちなので本気の歯科衛生士が集まるのです。

現在受講中の生徒の中に歯科衛生士になって2年目の23歳の女性がいます。彼女は普段は大人しく物静かな女性です。そんな彼女にスクールの受講動機を聞いたことがありました。驚いたことに自ら院長に直談判してここに来たというのです。自己主張するような人には見えなかったので意外でした。その彼女も今、厳しい指導に耐えながら頑張っています。
その他にも、何年も前から受講したいという思いがあり、結婚・出産を機に受講に踏み切ったという受講生もいます。育児や仕事、そしてスクールと大変になることを覚悟の上で受講しているのです。
私はこれまで29年間歯科業界に携わっていますが、ここまで本気の受講生が集まるスクールは他にはないでしょう。

二つ目の違いは、少人数制で徹底的に基礎から手に手を添えて教えるということ。
歯科衛生士の歯周治療に必要な技術がすべて身につきます。出来るようになるまで徹底的に教えます。
座学だけで終わるものではなく、実技研修もあり実践的な技術が身につく講座となっています。

三つ目の違いは、人間性や礼儀を育む教育システムがあることです。
Jokanスクールは、歯周治療の知識や技術だけを教える研修ではありません。人間性を高めることを重要視しています。

仕事に対する考え方や取り組み方を学習する、セルフチェックシートの記入や、人としての在り方をしっかりと見つめる上間校長による「上間トーク」は有名です。自分に向き合う厳しさの中で、受講生たちの心が育っていくのです。
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愛される歯科衛生士になるための考え方も教える通称「上間トーク」

私が思うに、自分を成長させるためには良い経験だけでなく、辛い経験もときには必要と考えます。そして基礎から育成するには長い時間が必要です。Jokanスクールには手間をかけて大切に育てる育成理念があるので受講生達は目を輝かせながら講義を受け、育っていくのです。

このように、永年、患者様に愛される歯科衛生士になるためには、歯周治療の技術を身に付けるだけではなく、高い志を持つ仲間と出会い、きびしい環境に身を置きながら人間性を高めていくことも必要なのです。

2019年度Jokanスクール大阪校は、おかげさまで満席となりキャンセル待ちの申し込みを受け付けております。札幌校には若干の空きがございますので受講したいと思われる方はこちらからお申し込みください

⇒⇒⇒ https://cms.plimo.com/cgi-bin/inquiry/www.k-jokan.com/?blog_id=2963&form_id=14798&type=view&token=JWQTPi5cfXXbYjSVZRMXHOwbUP8RDzcI4NY6HI0K

 

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懇親会の画像です。受講生たちの輝く目をご覧ください!

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

何でも気軽にご相談ください

当スクールで「歯科衛生士として成長したい」
「次の世代の育成に情熱を燃やしたい」と
次のステージに向かっていこうとされている方を応援いたします。

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