2018.10.26更新

皆様、こんにちは。
Jokanスクール アシスタント講師の工藤 彩加です。
すっかり実りの秋を迎えました。
先日いただいたお食事からも季節を感じられました。
このような工夫に感動します。
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さて、前回は私の決意・決断についてお伝えしました。
今回はその続き。
「歩み始めた1歩」についてです。
転職の道を断った私は、歯科衛生士人生の新たなステージのスタートです。
しかし、一体どうしたらいいものか?
何をどうしたら良いのか全くわかりません。
ですが、“歯科衛生士としてブレない技術を身につけ自信を持ちたい。”
その思いだけは明確にありました。
なんとなーく将来こんな歯科衛生士になりたいという像をイメージして
「・・・とりあえず、聞いてみよう!」そう考えたのです。
誰に?って感じですよね。。。(笑)
母校の専門学校を訪問し、知り合いの歯科医師に、勤務先の院長先生に、友人に、たくさんの方々に
「私、もっと歯科衛生士として極めたいです。将来はどういう形になるか分からないけど、独立したいんです。どうしたらいいですか?」とたくさん、たくさん情報を収集しました。
正直聞くのも怖かったです。
「無理でしょ」と言われる言葉や「何言ってるの?」と笑われる事も覚悟していました。
でも聞かないと、行動しないと、何も変わりません。
私の相談に乗ってくれた方々は、私の気持ちを否定する人なんて、誰一人いませんでした。
たくさんのアドバイスをもらいました。
「私は分からないけど、この人に会ってみるといいかも。」とご縁を繋いでくれる方もいました。
「人と人が繋がる」という事を知れた瞬間でした。
そのたくさんの情報収集の時期に「Jokanスクール」のことを知りました。
「ん?1年間のコース?人間性?知識?技術?」
「ベーシックが終わるとアドバンス?指導者養成コース?」
「これだ!!!」直感です。
Jokanスクールを知ったのは2016年3月の半ば。2016年度のスタートは4月です。
受付なんてとっくに終了している時期です。
ですが、居ても立っても居られない私は、翌日に事務局に電話をしていました。
「2016年度での入校希望です。広島でも埼玉でも入校できるようであれば、どこへでも通います。キャンセル待ちでも、来年の予約でも可能であればお願いします。」
そのような事を事務局にお伝えしたのを今でも覚えています。
上間先生に確認してからとのことで、返事を待ちました。
翌日「可能であれば2016年度で受け入れますよ。」とお返事が!!
本当のギリギリ滑り込みです。
まさかすぐに入校できると思っていませんでした。
知って、行動して、入校できることになるまでにたった数日。
起こるべくして起こったことなのか?とご縁とタイミングになんとも言えない気持ちでした。
受け入れてくださったことに本当に感謝です。

目標に向かい1歩を踏み出しました。
この続きはまた次回。
最後まで目を通してくださり、ありがとうございます。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2018.10.19更新

皆様、こんにちは。
Jokanスクールの講師の湊ゆかりです。

Jokanスクールの研修はシャープニングや
マネキントレーニングといった
技術研修だけではありません。
「上間トーク」と呼ばれている上間校長からの
お話を聞く時間があります。

テーマは様々です。

私が初めて聞いた上間トークは、マナーについてでした。

「ながら動作」と「分離動作」
ながら操作は「おはようございます。」と言いながらおじぎをする。
分離動作は「おはようございます。」と言い終わってからおじぎをする。
分離動作の方が丁寧、お詫びと時は分離動作がいい。
ながら動作、分離動作を使い分けることができるようになる。

また別の研修日では「目的と目標の違い」について
「目的」とは実現しようとして目指す事柄、
「目標」は目的を達成するためにやるべきことを具体的にしたもの。
「脳に悪い7つの習慣」という本を読むとその違いが
よくわかるという話を聞きました。

私はこの時まで、小説と専門誌以外の本を読んだことがありませんでした。
本を読むことは好きでしたので、本屋さんにはよく行っていたのですが、
小説や雑誌以外の本を手に取ることはありませんでした。

上間トークがきっかけで、私はいろいろな本を読むようになりました。

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本を読むと、これまで知らなかったことを手軽に知ることができます。
私は、歯科以外の勉強も必要なこと、そして新しいことを知るのは楽しい
ことだということを、上間トークを通して初めて知りました。

また、上間トークでの上間校長の問いかけ
「どんな歯科衛生士になりたいのですか」「あなたは何をしたいのですか」
日々、仕事・家事・育児をこなすとに追われて、そんなことは
考えたことがありませんでした。
Jokanスクールに出会わなければ、もしかしたら一生考えることのなかったことかも
しれません。

日々の仕事や生活も、もちろん大切ですが自分と向き合うこと、それもきっと
必要なこと、大切なことだと思います。

Jokanスクールとの出会いは私の世界を広げてくれました。
学びの機会をたくさん与えてくれました。

たくさんの人と本との出会い、それは自分の可能性を広げることかもしれません。

ここまで、私のblogをお読みいただいてありがとうございました。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2018.10.05更新

多くの歯科衛生士は、患者さまから「歯石取りは痛いから嫌だ」と言われてしまう経験があります。
歯周ポケットが深くなればなるほど、歯石取りは難しくなり患者に痛みを与えるリスクがありますよね。そのため、深い歯周ポケットの歯石取りには必ず『麻酔が必要!』と思い込んでいる歯科衛生士も少なくありません。
今日は深い歯周ポケットでも麻酔なしで痛みを与えない歯石取りができるヒケツについて書こうと思います。


『テストスティックを見れば歯石取りが上手いか下手か分かる?!』

歯周ポケットの中の歯石を取るにはキュレットスケーラーという先端に小さな刃がついた道具を使います。そのキュレットスケーラーの切れ味をチェックする道具がテストスティックです。長さ8cmくらいのプラスチック製の棒です。刃先を軽く押し当て切れ味を確かめます。この切れ味を確かめる作業をテスティングといいます。

 

【テスティング】の様子

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<テストスティック>

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上記は、あるふたりの歯科衛生士が使っていたテストスティックの画像です。
あなたの使用しているテストスティックはA・Bどちらに近いですか? Aは軽く刃先を当てるだけで刃が付いているかを確かめています。一方Bは、力を入れてガリガリとキズをつけています。Aのテストスティックの人は患者に痛みを与えない人です。AとBは、指先に伝わる触感を繊細に感じ取っているかどうかの違いがあるのです。
なぜAのようになることが痛みを与えない歯石取りに繋がるのでしょうか?それには3つのことが必要になります。
1つ目は、しっかりと安定したレスト(固定となる指)
2つ目は、自由に動かせる腕
3つ目は、軽く触れただけでも切れ味が分かる繊細な指先の感覚です。

この3つは、歯周ポケットの中に付いている歯石を取る時にも必要なポイントになります。だからテストスティックの状態と、その人の歯石取りの状態とは一致するのです。つまり、深い歯周ポケットの歯石取りを上達させるには、スケーラーを研ぐことやテスティングを上達させることが不可欠なのです。

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私のテストスティックの状態です。新品と並べてみましたが細かなキズが付いていると思います。先ほどの深いキズが付いたテストスティックと比べていかがでしょうか?

研修では、このようなテスティングができるようになるために、一人ひとり丁寧に指導しています。

 

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実際の臨床でも、ほぼ麻酔なしで歯周ポケット内の歯石を取ります。おのずと丁寧な器具操作になっていきますが、患者様の中には、うとうととする方もいます。
テスティングで繊細な指先の感覚を養う。歯石取りの上達と密接に関わっているのです。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

何でも気軽にご相談ください

当スクールで「歯科衛生士として成長したい」
「次の世代の育成に情熱を燃やしたい」と
次のステージに向かっていこうとされている方を応援いたします。

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