2019.09.15更新

皆さま、こんにちは。

Jokanスクール講師の工藤です。

 

先日Jokanスクールの内部研修がありました。

内部研修は私たち講師陣、指導者養成コース生と上間先生と合同で定期的に行っているその名の通り内部の研修です。

毎年、秋には研修旅行があったり冬はクリスマス会があったりと行事ごとに組んでいくのも楽しみの一つですが、講師陣全員で共有できる貴重な時間です。

 

行うことはやはりスクールに対しての今後の打ち合わせや、受講生の事、そして私たち講師陣の「質」の確認になってきます。

私も技術を習った時期があり今がありますが、

体が覚えその質を維持していく、もしくはさらに向上していくには練習が必要になります。

技術習得には繰り返し、繰り返し練習の時間が必要で、そして練習はやはり怠ると腕が落ちてしまったり型が崩れたりしてしまいます。

上間先生はいつもその変化について厳しくも愛ある確認をしてくださいます。

何より現在は人様にお伝えする身。

その立場をしっかりと受け止め、その質を磨いていく責任があります。

その確認の場が内部研修になってきます。

私たち歯科衛生士が行うSRPやシャープニングはとても細かい作業ですが、その作業を的確に行うためには上手に体を使っていくことが必要になります。

つま先の向きや膝の向き。安定した椅子の座り方や肘の動かし方。

私は体全体を見る必要があるなと毎回感じますし、パーソナルトレーナーになったような気持ちにもなります。

やはり体は繋がっているのですね。

少しの変化で見た目も美しさが変わります。

「整っているものは美しい」私の感性の基準ですが、その美しさを追求することが大切なんだと思っています。

今回も講師としての気持ちの部分も技術的な部分も再確認する時間となりました。自分自身も「美しさ」を追求すると共に、この吸収した内容を研修に反映していきたいと思います。

 

最後まで目を通していただきありがとうございます。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.09.12更新

平素より、Jokanスクールをご支援下さいまして誠にありがとうございます。

2020年度のJokanスクール・ベーシックコース及びアドバンスコースのお申込みにつきまして、お知らせいたします。  

 

*お申込み開始日:10月15日(火)13時より

*上間京子オフィシャルサイトのトップページより、お申込みフォームを開設いたします。

*お申込み先着順となりますので、ご了承ください。

 

なお、ベーシックコース大阪校は「期生の選択」を設けますので、研修日程・時間帯をお申込み時にお選びください。

ご質問等ございましたら、当HPのお問い合わせフォームよりお伺いいたします。
どうぞ、宜しくお願い致します。

 

<2020年度ベーシックコースパンフレット>

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投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.09.01更新

2010年 マンツーマンのハンズオン指導、自身のSRPのスキルアップと同時に、上間先生に院内研修に来てもらうことを目的に私はJokanスクールを受講しました。Jokanスクールのことを詳しく知らないまま入校した私は、「医院でマネキンを使って毎日練習をする」ということを入校してから知ることに・・・。毎日練習をするなんて想像もしていなかった私は、慌ててマネキンを購入するありさまでした。

 「プロだから。プロとして日々、練習をするのは当たり前のこと」

今でこそ、受講生に練習の必要性、練習時間を作るために日々の生活を見直すこと、そんな話をしていますが、当時の私には恥ずかしながら「プロだから練習をする」という意識すらなかったのです。

 マネキンを購入したものの、医院で一人、休憩時間に練習を始めるのには勇気がいりました。院長からの勧めでJokanスクールに入った訳でもなく、医院では誰もそんなことをしていない。基礎の基礎からのトレーニング、マネキンを使っての初歩的な歯石取りの練習。当時40歳で部門長という立場であったこと、学生以来の地味な練習に変なプライドが邪魔をしていました。

 ★マネキントレーニングの様子

マネキントレーニングの様子

 「でも、せっかく受講すると自ら決めたのだから、するしかない!」届いたマネキンを前にトレーニングを始めると、「中村さん、何してるんですか~??」早速、若い2人の歯科助手さんがのぞきに来ました。マネキンを見るなり「これ何ですか?!」と驚いた様子。マネキンを見るのが始めてだった彼女たちは興味津々です。

練習をするためのマネキンや歯の模型であることを教えてあげると、「へぇ~そんな物があるんですか?!頑張ってください(^_^)」と彼女たちはそう言い、休憩室に入っていきました。

それからも、珍しそうにトレーニングの様子を見に来るスタッフ。帰り際に必ず「頑張ってくださいね」と声をかけてくれるのです。トレーニングをすることに勇気がいったなんて・・・「ちっぽけなプライド」だったということに気づいた私でした。

 今、思い出すと、まさかその1年後に上間先生の院内研修が始まり、他の歯科衛生士を巻き込んでトレーニングを開始するようになるとは、私自身もスタッフも、誰も想像できなかったことでした。

 トレーニングを始めて改めて思ったことは、これまで基礎ができていないまま自己流で歯石取りをしてきたということ。それまでは、椅子の座り方も意識したことはありませんでした。正しいスケーラーの持ち方。グレーシーキュレットの正しい刃の付け方。何もかもが分かっていたようで分かっていなかったことばかりでした。当時の私は、分からないことを学ぶことは大変というよりは、新鮮で楽しいという感覚の方が優っていました。

とは言え、私の場合年齢を重ねてからの40歳での受講。
家庭のこともあり、自身の勉強に自由に使えるのは夜だけでした。

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トレーニングの時間を作るためにしたこと

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そこで私は、日曜日に1週間分のメニューを決め、買い物を済ませ、段取りをしておくようにしました。平日に買い物をしなくなったことで家事の時間を減らすことができ、時間を作ることができました。

友達からのランチの誘いも「ごめんね」と言って、断りました。行きたかったのは山々ですが、使える時間の少ない私にとっては、その時間さえも当時は重要でした。

夜にトレーニングや勉強をするため、大好きなビールをやめました。

どれも集中する時間を確保するため。

 

そんな風にして始まった私のJokanスクールでの一歩。

振り返って思うことは、Jokanスクールで学び得られるものは、決して『簡単な事』では手に入らないということ。

しかし、『毎日、練習する』 集中して練習する時間を作れば、必ず出来るようになり、手に入れることが出来るということ。そしてそれには年齢もキャリアも関係ないと私は思っています。関係あるのは『集中して、頑張り抜けるか』それだけなのです。


『毎日、練習するのですか?!!』と思っていた受講当時の私。Jokanスクールで学んだ1年間は『私も頑張らなきゃ!』一緒に頑張る仲間の存在も大きな影響を与えてくれました。


2020年度ベーシックコースの募集もまもなく開始します。前回の募集と同じく、数日で満席になる可能性があります。真剣に基礎から学びたい方のためのコースとなっておりますので、お見逃しなくお願いいたします。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.08.15更新

皆さま、こんばんは。

Jokanスクール講師の工藤です。


先日私は、知り合いの歯科医師の先生とある土地を訪れてきました。

そこは、その歯科医師の先生が開業したいと思っている場所です。

10年来の付き合いであるその先生とは、定期的に勉強会を開催しお互いの臨床について意見交換し刺激しあえる仲です。

そんな先生がいよいよ開業を考え始め、そこに0から携わらせていただいてます。

実際にその場所に出向き、周辺を歩き、地域を肌で感じました。

 

どんな患者様に出会えるのだろうか。

歯科衛生士は勤めに来てくれるだろうか。

この地にどんな貢献ができるだろうか。

先生はその場所にたくさんの想いを寄せています。

医院の設計図も見せてもらいました。

 

スタッフが動きやすい設計はどうしたら良いと思う。

患者様が居心地の良い空間を作るにはどんな工夫が必要だと思う。

たくさんの、たくさんの想いや考えを抱えそれを形にしていきます。

 

昔、勤務先の院長も開業地付近を何度も何度も歩きまわり今の場所を見つけたことや、開業当時のことを話してくれたことを思い出しました。

私はそんな話を聞くのが大好きでした。

開業されている先生方は、それぞれにたくさんの想いの元、医院を作られて来たんだな。ふとそう思いました。

当たり前のようで、その当たり前に私たち歯科衛生士は触れずして勤めていることも多いのではないか?とも思いました。

もちろん医院によって医院理念があり、院長先生の想いを聞く機会はあると思います。

しかしそれは1の段階。もしくは1を2にも3にも発展してきたことのような気がします。

0から1を作った時のお話ってなかなか話題に出て来ませんよね?

皆さんも食事会や親睦会の時など、医院がどのようにして作られてきたのか聞いてみてはいかがでしょうか。

思いもよらぬドラマがあるかもしれませんよ。

そんな想いや出来事を聞くことで、もっと勤めている医院への愛が深まる気がしました。


最後まで目を通していただきありがとうございます。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.08.01更新

梅雨明けと同時に、一気に夏の気温になりましたね。これからの季節、気温の上昇にともない気を付けたいのが食中毒です。食中毒予防の三原則は、「菌を付けない」「増やさない」「やっつける」だそうです。前回のブログでは感染対策の基本「手洗いの重要性」について書きましたが、食中毒や夏の感染症予防においても手洗いは重要です。

今回は、感染対策の一つの「環境衛生」について書こうと思います。
現在、歯科治療に使用する器材を洗浄・消毒・滅菌していない歯科医院はないと思います。

しかし、手を介して汚染を広げてしまっているのが現状です。

そこで、次の3つの視点で「環境衛生」について考えたいと思います

①患者
②経営者
③スタッフ

*☆☆10年経ってもキレイな診療室のつくり方☆☆*

①まずは患者さんの視点で考えてみましょう。
==患者さんは診療室のどこを見ている?==
患者さんになったつもりで診療チェアーに座り、診療室を見回してみて下さい。まず目に入るところは、スピットン(うがいをするところ)やその周り、ブラケットテーブルや、その上に置かれた器具や器材、ライト、手鏡、掲示物、壁、窓などです。
ここが汚れていた場合、清潔で衛生的な歯科医院だとは思いませんよね。

②次に経営者の視点で考えると、歯科医療機材はどれも高価です。せっかく購入した機材を大切にキレイな状態で長持ちさせたいですよね。

③そしてそれを管理するスタッフは、より簡単で手間のかからない方法でキレイを持続させたいと思っています。

そこで、日頃私が心がけている、たった10秒でできる環境衛生の習慣についてお伝えします。

===たった10秒の習慣=====
まず、キレイを保つ前提として最初にすることがあります。
それは「整理整頓」です。ここでいう整理整頓とは「不要な物を片付ける」だけではなく「物を置かない」こと、そして「出したら元の場所に戻す」ということです。物が、あればあるほど清掃に手間がかかります。物を置かないことは清掃の手間を省く第一歩なのです。
13時 

 

 

★スピットン周りの清掃(10秒)
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<チェアーとスピットンとの間もピカピカ>
うがいの度に水滴が周りに飛び散るスピットンは、血液や染色液の混ざった水で汚染されるところです。患者ごとの清掃が必要で、使用後はよく水を流します。見落としやすいのが、チェアーとスピットンの間です。汚れが付着していないか毎回必ずチェックして汚れていたら、すぐに拭き取ります。次にスピットンの周囲から順にスピットン内まで除菌シートで拭き上げます。
 

★ ブラケットテーブル(5秒)
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ブラケットテーブル上は基本的に何も置きません。汚染を受けやすい場所であるため、治療に使用する器物との接触を最小限にして交差感染を防ぐためです。
ここも患者ごとに湿式清掃を行います。


★ライト(5秒)
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血液などで汚染された手が触れるのがライトのハンドル部分です。私の場合、汚染された指先が触れないように操作するので、血液などの汚染物が付着することはほとんどありません。患者ごとに清式をしますが、バリアシールを患者ごとに貼り替える方法もあります。


★ ライトのカバー(1~2週間に1度 10秒)
5
ライトのカバーは飛沫物やホコリがたまるところです。1週間に一度は外して洗浄します。
昼休憩前に外し、サッと中性洗剤で洗ってからよくすすぎます。あとは軽く拭いて台の上に置いておけば、休憩後には乾いているので元に戻して完了です。


★ ホース類・フットペダル(診療後10秒)
6
床と接するホース類は意外と汚れています。これも1日1回は湿式清掃をします。こちらも10秒もあれば完了するので診療後の片付けの時に拭き上げます。ついでにフットペダルもサッと拭けばいつもキレイな状態を保つことができます。
7
<フットペダルもキレイ>

この他にも、アームやモニターも1日1回はファイバークロスで拭きます。床や壁のちょっとした汚れに気付いた時は、すぐに拭き取るようにしています。
どれも、ほとんど時間をかけずに行っています。

最後に、短時間でできる環境衛生と、いつまでもキレイな状態を保つポイントをまとめると
①物を置かないこと
②不衛生な手を介して汚染を広げないよう意識付けること
③1日の中で分割して短時間の環境衛生を取り入れること

このようにすることで、10年経っても新品同様の状態を保つことができるのです。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.07.17更新

皆さん、こんにちは。
Jokanスクール講師の工藤です。
3連休はどのように過ごされましたか?

7月14日は研修5日目でした!
研修は午前、午後と分かれ8名の方が受講します!
そしてこの8名は、同じ時間を共に過ごし、切磋琢磨し合う仲間です。
私は研修を作り上げていくのは、この受講生による「氣」が大きいなと思っています。
・この時間で新しい知識を得て帰るぞ!
・出来ない事をできるようにしたい!
・ここをもっと教えてもらおう
この研修にむかうそれぞれの「氣」が受講生同士を刺激し合います。
「学びたい」から「質問」が生まれ、その質問から研修が「発展」します。
そして研修自体の「氣」が作り上げられていきます。
なので、私は受講生の方々が質問しやすい環境を作り出すことも講師の役割だと感じています。
今期は受講生の方々のニックネームを決めよータイムを設けてみました^_^
研修の休憩時間に、みんなで「昔どう呼ばれてた?」なんてワイワイお喋りするとワッと場が明るくなりました。
この前向きな雰囲気の中、それぞれのやる気が混じり合い研修が創られます。

ちなみにこの写真は自分が受講生だった時。
真剣さがみなぎっています。

 201907151

この時、真剣に向き合ったからこそ今の私があります。
受講生の皆さんにもそう思ってもらえるよう、
1回1回の研修をしっかりと創りあげていきたいと思います‼︎

最後まで目を通していただき、ありがとうございます。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.07.01更新

皆さま、こんにちは。講師の中村和恵です。
歯科医院には感染対策を講じることが義務付けられていますが、どのようにしていますか。

Jokanスクールの年間カリキュラムの中に『感染対策』があります。今回は歯科医院における感染対策についてお話したいと思います。

 201907011

感染対策を考えるときに、まず大切なことは“患者や自分を感染から守る”ということです。
自分自身を守れない人は患者さんを守ることもできないのです。

 

感染対策の基本となるのは以下の内容です。

201907012

標準予防策とは「すべての人の血液、すべての体液、汗以外の分泌物、排泄物、損傷のある皮膚、および粘膜には感染性があると考えて取り扱う」という考え方を基盤に、全ての人に感染予防策を実施します。

歯科医療の特徴
①抜歯や歯周治療など観血処置が多い・・・血液と接触する機会が多い
②血液や唾液が飛散する・・・切削器具などの使用により、エアロゾルが発生する
③鋭利な器具、局所麻酔の注射針を使う・・・針刺しや切創が起こる可能性がある

このように血液や血液の混入した唾液に接触したり、飛沫を浴びる危険性が高い歯科医療。

感染は、使用した器材や手指を介して伝播します。
その対策は、感染物を伝播させないために感染経路を遮断することが重要です。

 201907013

感染経路の遮断で最も基本的なことは手指衛生です。
今年度は、一歩踏み込んで手指衛生を行う『手洗い設備』について講義をしました。

 

【手洗い設備のチェックポイント】

201907014 

日本の歯科医院の現状は、診療室のスペースの問題からシンクの数が少なく、小さなシンクが設置されているケースが多いと感じます。

水回りの管理も重要です
濡れているところには・・・
 微生物が増殖する・カビが生える・臭いが発生します。

 201907015

【スウェーデンの手洗い設備】
このように、床から離れた手洗いシンク、床に置かないゴミ入れは、床の清掃もしやすいですね。水滴やホコリが溜らない工夫で衛生管理が向上し、シンプルな清掃が可能になります。

 

次回は診療室を綺麗に保つ工夫についてお話ししたいと思います。

 

 

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.06.15更新

皆さん、こんにちは。
講師の工藤です。
日差しがどんどん夏らしくなってきましたね。
私は夏が大好きです。気持ちがワクワクしちゃいます。
皆さんはどの季節がお好きですか?

前回は「SRP」について投稿しました。
今回からはリアルタイムなお話です。

年間のカリキュラムが組まれ構成されているJokanスクール。
2019年度も4月より開校しました。
4月は修了・入校式から始まり、午後は早速第1回目の授業があります。
この日は上間先生から「セルフチェック」の授業です。
今の自分と向き合いながら進んでいくこの時間は、いつでも背筋が伸びます。
「初心、忘れるべからず」
日々を大切に過ごそうという気持ちが湧きます。
受講生たちも上間先生の言葉を一言も逃すまいとメモに書き留めていました。

5月は土曜日、日曜日と2日間連続の研修日です。
基礎を固める大事さについて、仕事道具を把持する手や指、持ち方について等、本格的な内容に入る授業です。
この2日間で、この1年が決まると言って、過言でないほど重要な時間です。
「わかって、できる」がモットーなJokanスクールなので、受講生たちが「わかった」と思ってくれる内容にするべくいつも真剣勝負です。
受講生たちの「あー!なるほど!!わかった!」
とパッと晴れた表情に出会えるときが何よりも幸せです。

 201906151

5月は上間先生の誕生日なので研修後講師陣でお祝いしました。
スクールとは一味違う上間先生に出会えるのも講師の特権ですね。
有意義な学びの時間をいただき、美味しいお料理に上質な時間でした。

201906152

今回は4月、5月についてでした。
最後まで目を通してくださり、ありがとうございます。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.06.01更新

201906011

私は29年間、歯科衛生士を続けています。

今日は歯科衛生士という資格についてのお話をしたいと思います。

「歯科衛生士」は私にとっては、当たり前の職業です。しかし日本では歯科衛生士という職業は、何をする職業なのか一般の人にあまり知られていないようなのです。

 

歯科衛生士になるためには、専門の学校に3年間(大学の場合は4年間)通い、国家試験を受けて資格を取得する必要があります。

201906012

『歯周治療をしているところ』

 

歯科医療や歯科予防の専門職であり、口腔衛生の専門家です。

しかし一般の人からは「歯科医院にいる看護師さん」「歯科医の横にいるアシスタントの人」「歯科医院のお姉さん」そんな言葉で表現されることも多いのではないでしょうか。

これではいったい何のための資格なのでしょう。

せっかく取得しても、これでは資格の意味を持っていないのではないでしょうか。

 

ではなぜ、歯科衛生士は一般的に知られていなのでしょうか?

その理由は2つあると私は考えます。

(理由①)歯科医療機関が患者さんに、歯科衛生士という歯科医療や歯科予防の専門職があることを伝えていないから。


(理由②)患者さんから見て、歯科衛生士に専門職としての重要性を理解されていないから。

この2つの理由ではないでしょうか。

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(理由①)歯科医療機関が患者さんに、歯科衛生士という

歯科医療や歯科予防の専門職があることを伝えていないことについて

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1つ目の理由である歯科衛生士は専門職であることを一般の人に伝えるためには、

・院内の掲示物・HPで紹介する。
・歯科医師から、国家資格を持った口腔衛生の専門家であることを直接患者に説明する。
・歯科衛生士自身が、初めて患者さんを担当するときには「本日、〇〇さん(患者さんの名前)を担当します“歯科衛生士の〇〇です”」と、自己紹介すること。

この3つが重要です。

201906013

『笑顔で挨拶・自己紹介をしているところ』

 

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(理由②)患者さんから見て、歯科衛生士に専門職としての
重要性を理解されていないことについて
=================================

患者さんが歯科衛生士に専門職として重要性が理解されていない理由は

以下の3つに分類されると思います。

(1)歯科衛生士自身が専門の医療職だという意識が薄い。

 

医療職としての意識の一つに、身だしなみがあります。清潔感はもちろん医療を提供するにふさわしく身だしなみを整えることが大切です。歯科衛生士の中には身だしなみの意識が低い人がいる現実があります。

 

(2)専門用語を使って説明していない。

ポイントは専門用語を使って説明すること。

一見すると専門用語を使わないほうが分かりやすく親切だと思うかもしれませんが、患者さん自身は様々な情報や知識をある程度持つ時代になっています。

専門職である私たちは専門用語を使い、それを患者さんに分かりやすく訳しながら伝えていくのが重要です。そうすることで、患者さんに専門性が伝わります。

201906014

『専門用語を分かりやすく訳しながら説明』

 

(3)日々進化する新しい専門知識や技術を学び続けていない。


資格を取得した後にも勉強を続け、専門的な新しい知識や技術を身に付け続けることが重要です。それを怠っていると、古い知識や未熟な技術のまま、年齢を重ねただけの歯科衛生士になってしまうのです。

201906015

『專門知識を学び続ける受講生たち』

 

以上のように、資格を本物の価値として提供できる歯科衛生士が増えることで、患者さんの歯科衛生士に対する認識も変わるはずなのです。


先日、日本歯周病学会に参加してきました。沢山の歯科医師や歯科衛生士が勉強をされていました。改めて私自身も歯科衛生士としての意識をもっと高めなければという気持ちになりました。自戒を込めて今回の記事を書かせていただきました。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

2019.05.15更新

皆さん、こんにちは。
講師の工藤です。
GWも過ぎ、過ごしやすい季節になってきましたね。
みなさん5月病になっていませんか?

前回は「上間トーク」と「シャープニングに」ついて投稿しました。
今回は「SRP」についてお話します。

前回、“ローマは1日にして成らず”とお伝えしましたが、これはスクールを受講している1年間になんども感じた事でした。
4月に入校し、本格的な研修を開始する5月。
正しいスケーラーの持ち方・テストスティックの持ち方・シャープニングストーンの持ち方など基礎的な事を学びます。
スケーラーの持ち方一つ正しさを追求するのがJokanスクール。
正しいポイントを伝えてもらうとすぐに把持できそうな気がしますよね?
ところが、指の力がないと正しく把持できないのです。
なのでまず、正しく把持できるよう指の力をつけるため基礎トレーニングから、地道に毎日取り組みました。
SRPのための本格的な講義が始まるのは6月ぐらい。
6月から12月ぐらいの半年間で、マネキンを用いてそれぞれの歯牙のSRP方法を習っていきます。
習った手法を実際の臨床現場に落とし込むことが上達の秘訣です。
実際、患者さんに対しSRP行った時に「パチッ」と1ストローク。
トレーニングの成果が発揮される日が来るのです。
あの縁下歯石をはじいた感覚は驚き、喜び、今でも鮮明に覚えています。

このようにスクールで習ったことを実際の臨床に落とし込み、繰り返し繰り返しトレーニングすることによって技術が向上していきます。
2016年の私は、寝る時間以外ほとんどの時間を診療所で過ごしたと言っても過言ではないぐらいトレーニングに没頭しました。
“もっと上手くなりたい、あの歯石をとれるようになりたい。”
この想いが自身のトレーニングと向き合わせてくれます。
何かを体得する時って、そのことに必死で練習を重ねませんか?
小さい頃の、逆上がり、コマなし自転車の乗ることなどなど。
それと同じように、大人になっても夢中で取り組めるものがあるって素敵だなと思っていました。
そして、一人ではくじけそうな事も月に1回スクールの仲間と過ごす時間の中で刺激や沢山のパワーがもらえます。
そんな日々は今振り返っても私の中で輝いていた年でした。

今日はここまでです。
次回からは2019年度のJokanスクールをお伝えできたらなと思います。
最後まで目を通してくださり、ありがとうございます。

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

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次のステージに向かっていこうとされている方を応援いたします。

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