2019.01.05更新

皆さま、新年明けましておめでとうございます。講師の中村和恵です。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新たな一年の始まりですね。皆さんは今年一年、どんな年にしたいですか?

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受講生からよく聞く言葉の中に「歯科衛生士として自信を持って仕事をしたい」という言葉があります。

歯科衛生士としての自信が持てず、自分は出来ていないと思っているのです。
そもそも「自信」とは、どこから来るのでしょうか?

私自身、もともと引っ込み思案で人見知りが強い子供でした。

人前で話をすることが大の苦手で、学校の授業では手を挙げて発表することさえできない子供でした。そして歯科衛生士になってからも相変わらず人前で話すことは苦手な状態でした。
そんな私が、現在講師として人前で講義をしているのです。

自分でも不思議に思いますが、決して話すことに「自信」が付いたからではないのです。

「自信」があるから出来るのではなく、小さなステップを一歩ずつ進んで行ったからにほかなりません。

では「歯科衛生士として自信を持つ」ためには具体的にどのようなステップを歩んでいくと良いのでしょうか。

一つ目のステップは歯科衛生士の仕事が好きということ。

「好きこそものの上手なれ」という言葉のように、好きだからこそ努力ができて習得も早い。少々の苦労もやってのけるだけのエネルギーが生まれるのです。

皆さんは、歯科衛生士の業務の中で自分が好きと思える仕事はどんなことですか?

教えることが好き、患者さまとのコミュニケーションが好きな人もいれば、私のように細かな仕事に集中することや人の話を聞く方が好きという人もいるはずです。子供が好き、お年寄りが好き、歯科衛生士の仕事は多岐に及ぶので、その中にきっと好きと思うことがあるはずです。

二つ目のステップは歯科衛生士の仕事が楽しいこと。

好きを通り越して楽しいと思うからこそ、どんどんチャレンジをして上達するものです。

仕事の中でどんな時が楽しいですか?私は、新しいことや知らないことを学んだり、視野が広がる経験をした時が楽しいと思うことでした。その中でもスェーデン研修はかけがえのない経験となりました。皆さんも楽しいと思うことを思い浮かべてみてください。

三つ目のステップは歯科衛生士の仕事が喜びになること。

コツコツと努力を重ねていったことで、患者さんの口腔内が改善したり、「ありがとう」と言われたり、喜んでいただけること。

誰かの役に立っていると思えたとき、それが喜びに変わります。私の場合、共に学び成長するということも喜びの一つです。
このように、好きなこと、楽しいこと、喜びになること、それぞれ少しずつ変化しながら増えていきました。自信がなくても大丈夫なのです。自信をつけようと考えてしたことではなく、小さな好きを積み重ねることで自信はついてくるのです。


自信を付ける方法を探すより、今年は好き、楽しいと思っていることにチャレンジしてみませんか?

投稿者: 一般社団法人Jokanスクール

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