こんにちは、Jokanスクール講師の中村和恵です。
天高く馬肥ゆる秋。空の青みに目が留まります。
先日、約1年ぶりに登山をしました。早朝の澄みきった空気の中を登ります。
何度か登った山。いつものように登るはずだったのですが・・・
登っている時、ふと受講生のことが頭に浮かび、受講生と登山をしている自分が重なりました。
1年間のJokanスクールの研修を山登りに例えると、この時期はちょうど5合目付近。
「今が一番しんどい頃かな・・?」ようやく半分まで登ったくらいです。
今回の久しぶりの登山では、登り始めて10分も経たないうちに息切れがしてきました。
「今日は頂上まで登るのは無理かも・・?!」そんなことが頭をよぎりながら、10分登っては5分休む、といった具合で、普段なら1時間30分で登る道を2時間30分かかって、ようやく頂上にたどり着きました。
先月のブログで、出来るようになるには「毎日の練習と、集中して頑張りきること」が必要だと書きました。
しかし、「頑張りきる」ことは、言うほど簡単なことではないですよね。心折れそうになった登山を通し、改めてそれを実感しました。
では、どうすれば「頑張りきれる」のでしょうか。この登山を通し、頑張りきるには3つのことが大切だということがわかりました。
1つ目は「目的を明確にすること」
2つ目は「行き詰ったときに工夫をすること」
3つ目は「小さな一歩でも、前に進めること」
今回は、1つ目の「目的を明確にすること」について考えてみました。
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目的の違いにより手にする結果が違ってくる
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「何のために」するのか。この目的の違いで結果が変わってきます。
今回の登山を例にとると目的が「自然の中でリフレッシュする」なのか「頂上まで登り絶景をみたい」なのか「1時間10分で登り自己記録を更新したい」なのか、その目的の違いにより、登る内容や時間も異なってきます。
8月のJokanスクールで、上間トークの中で「何のために」というテーマの話がありました。受講生にも、入校して5ヶ月が経ち、改めて
「何のために」Jokanスクールを受講したのかについて、考える機会となりました。
受講生が綴った内容をご紹介します。
【何のためにJokanスクールを受講したのか】
「治せる歯科衛生士になりたい。ファンをたくさん作りたい。先生が誠意をもって治療した口腔内を維持できる歯科衛生士になりたい」
「自分の仕事に自信を持ちたい。任せてもらった思いに応答できる人になりたい」
「患者さんの口腔内の健康を回復・維持できる歯科衛生士になりたい。歯科衛生士としても1人の人間としても大きく成長できる1年にしたい」
「きっかけは院長からの声かけでしたが、自信をもってSRPが出来るようになりたい」
「歯周治療のプロとして患者さんに喜んでいただける治療、診てもらいたいと思ってもらえるような必要とされる歯科衛生士になりたい」
「なかなか改善できない症例を目の当たりにし、知識や技術に不安を抱えていた。不安のない治療を患者さんに提供したい」
「Jokanスクールで学んだことを患者さんや、いつも未熟な私に指導してくださる院長、スタッフの役に立てるようになりたい」
受講生自身、一人ひとり置かれている立場や状況により、様々な想いでスクールを受講していることがわかります。
Jokanスクールを受講する目的「何のために」が漠然としていると、ベーシックコースで手にする結果や時間にも差が出てきます。
今回の登山で改めてわかった目的や目標設定の大切さ。「目的を明確にすること」
受講生や自分自身にも当てはめながら、1年間のベーシックコースという登山道を、しっかりガイドしながら受講生と一緒に登っていこうと思っています。
皆さんはJokanスクールを、どんな目的で受講しますか?また1年後はどのような自分になっていたいですか?
もうすぐ始まる2020年度ベーシックコース、アドバンスコース、そして指導者養成コースの募集。Jokanスクールを頑張りきるには
「何のために」という目的を明確にしておくことが大事です。
最後までお読み下さりありがとうございます。
次回の私のブログでは、Jokanスクールを頑張り切るために、トレーニングの中で「行き詰まったときの工夫」について考えてみようと思います。