皆さん、こんにちは。Jokanスクールアシスタント講師の松本はるみです。
今年は驚くほど梅雨明けが早くて雨が多く天候不順、それでも屋外ではセミの大合唱が聞こえ、いよいよ夏本番ですね!
7月10日は65・66期の研修5日目でした。少しずつ研修に慣れてきた受講生が、とびきりの笑顔で挨拶をしてくれるようになり、講師一同とても嬉しく感じています。
今月の上間トークから、高濱正伸先生の「おさほうえほん」を使っての学びの時間でした。
高濱先生は「メシが食える大人に育てる」という理念の元、学習塾「花まる学習会」を設立されています。今回は書籍の中の「えがおでいること」をピックアップしての上間トークでした。
突然ですが、「お作法」は何のためにあるのでしょうか。皆さん、考えたことはありますか?
この本の中には、「あいてを大切に思う気持ちを言葉や行動という形にして、その人に伝えるため」とあります。
私はお作法の目的や理由を知ると、相手への愛にあふれていて優しい気持ちになります。
しかし、お作法は意外と難しいと思っています。例えば、今回のテーマの「えがおでいること」は楽しいときや嬉しいときはできますよね。
では、忙しかったり、イライラしたり、心が不安定な時はどうでしょうか。心の矢印が自分に向いてしまうと忙しさやイライラに焦点が当たり、笑顔どころか相手へ思いやることができなくなることはありませんか。
ここでちょっと立ち止まり、「この言動をしたら相手はどう思うかな?」と心の矢印を相手に向けることができたら、自分も周りも幸せになるのではないでしょうか。
実は、この「おさほうえほん」は私どものJokanスクールの基本理念に通じることに気付きました。
<Jokanスクール基本理念>
私たちは口腔内の健康を回復し
維持できる歯科衛生士を育成します。
最も大切にするものは「人の心」です。
私たちの言動の源は「愛」です。
技術だけでなく、「人の心」を大切にして愛ある一人の人としても成長できるところが、Jokanスクールの素晴らしいところだと改めて感じた研修でした。