皆様、初めまして。
Jokanスクールアシスタント講師の安達 梨沙と申します。
今年度よりアシスタント講師を務めております。よろしくお願いいたします。
ますますのコロナ蔓延の中、Jokanスクールは更に感染対策を強化し、密を防いだマンツーマンに近い状態にしました。
受講生の方々もより集中して研修に臨まれていると感じています。
“分かって出来るシャープニング”
シャープニングは人間が本来持っている勘を育て、蘇らせることがポイントです。
スケーラーにシャープな刃を付けることは、とても繊細なことです。
上間先生は「歯科衛生士は手先が器用でなければいけない。」とよく仰っています。
それは生来の器用さという意味ではありません。訓練するということです。
まずは、基本を知ること、そしてスケーラーの反射光の見え方やストーンとスケーラーの圧密接の感覚を養っていきます。
これを習得するためにはトレーニングが必要不可欠です。
しかし、いきなりセラミックストーンで練習し続けるとすぐにスケーラーが細くなってしまいます。
スケーラーを消耗させず基本の形をトレーニングできるよう、これまでは“木製のストーン”を使っていました。
10年くらい使っていた木製ストーンですが、木くずが出てしまうのが悩みでした。
他にいいものはないかと考え、今年度からオリジナルの“アクリルストーン”を受注製作いたしました。
Jokanスクールのロゴ入りです
これをほぼ原価の1,000円で研修で受講生の皆さんに購入していただきました。
その中で、領収書を希望される方が何人もいらっしゃいました。(院長先生にもらうのかな?)
その状況に上間先生は大変落胆されていました。
『自分の技術向上のために1,000円も出せないなんて…。』
歯科衛生士の職をどのように考えているのだろう。
歯科衛生士を好きなのだろうか。
歯科衛生士に魅力が無いのかな。
誇りを持っているのだろうか。
と指導者メンバーで話し合いをしました。
「上間トーク」の中で上間先生は、
「息の長い歯科衛生士になってください。技術は誰も取りません。自分の財産です。そのためには自分で取りに行ってください。」
とお話しされます。
「自己投資」ということです。
Jokanスクールは様々な気付きや変化を得られます。
受講生の皆さんも一年間の研修を通して、技術だけでなく、心の変化を実感されることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。